先日のイエレン議長の議会証言がハト派よりであった。
さらに先週金曜日に発表された米経済指標が予想以上に悪かったことを受け、NY金価格は急進た。
金価格に大きな影響を与える因子の一つがアメリカの利上げである。
現在は9月の利上げはなく、年内は12月に利上げがあるかどうかが焦点となっている。
ちなみに、9月の利上げ織り込み具合はわずか8.4%にとどまっている。
これはほぼ利上げなしと考えてよい数字である。
そして、問題の12月利上げであるが、現在の織り込み具合は48.4%である。
通常、利上げには70%以上の織り込みが最低ラインであると言われているので、現段階では利上げには不十分な数字だ。
しかし、これは年末に向けて変動する可能性は十分残されており、現段階で年内利上げはなしとするには早計である。
金価格に影響を及ぼす別の因子に米債利回りがある。
米債利回りの金価格の間は反比例の関係がある。
従って、利回りが上昇すると金価格は下落し、反対に利回りが下落すると金価格は上昇することとなる。
これは米10年債利回りの日足チャートだ。
直近では下落しているのがわかるが、2.3ポイント辺りでサポートされている。
特に先週金曜日は大きな下髭を付けているが、下落傾向であることには違いない。
これは金価格にとっては追い風となる。
以上のように、金価格に影響を与える因子は共に金価格を上昇させるに足るものだ。
さらに、利上げに関してはもしかしたら年内の利上げがなくなる可能性もある。
そうなれば、金価格の上値はさらに軽くなるはずである。
このブログで再三書いているが、中・長期的には金価格は上昇するというのは、かなり高い確率で起こると思っている。
今はどこで底を打つのかを見定めるのみだ。
そして、そのタイミングはもう間近に迫っているはずだ。
週明けの値動きを注視しよう。
以上!
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金価格に大きな影響を与える因子の一つがアメリカの利上げである。
現在は9月の利上げはなく、年内は12月に利上げがあるかどうかが焦点となっている。
ちなみに、9月の利上げ織り込み具合はわずか8.4%にとどまっている。
これはほぼ利上げなしと考えてよい数字である。
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通常、利上げには70%以上の織り込みが最低ラインであると言われているので、現段階では利上げには不十分な数字だ。
しかし、これは年末に向けて変動する可能性は十分残されており、現段階で年内利上げはなしとするには早計である。
金価格に影響を及ぼす別の因子に米債利回りがある。
米債利回りの金価格の間は反比例の関係がある。
従って、利回りが上昇すると金価格は下落し、反対に利回りが下落すると金価格は上昇することとなる。
これは米10年債利回りの日足チャートだ。
直近では下落しているのがわかるが、2.3ポイント辺りでサポートされている。
特に先週金曜日は大きな下髭を付けているが、下落傾向であることには違いない。
これは金価格にとっては追い風となる。
以上のように、金価格に影響を与える因子は共に金価格を上昇させるに足るものだ。
さらに、利上げに関してはもしかしたら年内の利上げがなくなる可能性もある。
そうなれば、金価格の上値はさらに軽くなるはずである。
このブログで再三書いているが、中・長期的には金価格は上昇するというのは、かなり高い確率で起こると思っている。
今はどこで底を打つのかを見定めるのみだ。
そして、そのタイミングはもう間近に迫っているはずだ。
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