トランプが選挙期間中に公約として表明していた「ドットフランク法」の廃止が、ここにきて現実味を帯びてきている。
トランプ大統領は今月3日にこの法令を撤廃する大統領令に署名済みである。
昨年、ドットフランク法について書いた記事があるので、まだ読んでいない読者諸氏は読まれたし。
参考記事;トランプが廃止したい「ドット・フランク法」とは!?
しかし、この法令を完全撤廃するまでの道のりは長い。
まず議会での承認が必要となるが、これには最低60名の支持が必要となる(共和党員は現在52名)。
一部報道では、トランプ大統領によるドットフランク法撤廃は、単なるポーズに過ぎないと言われているが、俺は彼がかなり本気だと読んでいる。
参考記事;ドッド・フランク法見直しは容易でない、政策というよりショー的要素も
その理由の一つが側近の布陣である。
トランプは政権の要職にゴールドマンサックスのゲーリー・コーンを迎えている。
また、財務長官には既にゴールドマンからムニューチンを決めている。
ヒラリーのことを「ウォール街の代弁者」と揶揄していた割には、トランプもウォール街寄りだ。
以前の記事にも書いた通り、ドットフランク法が撤廃(もしくは改案)されれば、バブルが起こる可能性がある。
その場合、ドル高・株高となり、金価格の上値は重たくなるだろう。
結論が出るまでに時間はかかると思われるが、ドットフランク法の今後の行方にも注視しておくべくだろう。
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トランプ大統領は今月3日にこの法令を撤廃する大統領令に署名済みである。
昨年、ドットフランク法について書いた記事があるので、まだ読んでいない読者諸氏は読まれたし。
参考記事;トランプが廃止したい「ドット・フランク法」とは!?
しかし、この法令を完全撤廃するまでの道のりは長い。
まず議会での承認が必要となるが、これには最低60名の支持が必要となる(共和党員は現在52名)。
一部報道では、トランプ大統領によるドットフランク法撤廃は、単なるポーズに過ぎないと言われているが、俺は彼がかなり本気だと読んでいる。
参考記事;ドッド・フランク法見直しは容易でない、政策というよりショー的要素も
その理由の一つが側近の布陣である。
トランプは政権の要職にゴールドマンサックスのゲーリー・コーンを迎えている。
また、財務長官には既にゴールドマンからムニューチンを決めている。
ヒラリーのことを「ウォール街の代弁者」と揶揄していた割には、トランプもウォール街寄りだ。
以前の記事にも書いた通り、ドットフランク法が撤廃(もしくは改案)されれば、バブルが起こる可能性がある。
その場合、ドル高・株高となり、金価格の上値は重たくなるだろう。
結論が出るまでに時間はかかると思われるが、ドットフランク法の今後の行方にも注視しておくべくだろう。
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