2017年2月13日月曜日

今日からの金価格展望

おはようさん!

今週の相場で注目したいのは、何といっても先週末のトランプ砲の影響がまだ続くのかどうかということだ。



トランプは2,3週間内に「驚くべき大型減税」を発表するということなので、今月末もしくは3月に入る頃までにはその内容が明らかになる。

おそらく、市場はそれに向かって期待感が高まっていくのではないかと思われる。

従って、明日からの2,3週間はドル高・株高が継続するのではないだろうか?

まずはNYダウの日足チャートを見てみよう。


ご覧の通り、上昇の勢い未だ衰えずという様相である。

もう一段高があってもよさそうな感じだ。

次にドルインデックス日足チャート。


こちらはトランプの発言に翻弄される展開が続いているが、日足チャートを見ると大きな押し目を作っており、ここからさらなるドル高へとなっていくように見える。

直近高値の104ポイントを超えてくるかどうか見てみたい。


現在、ドル円は113円。

ちょうど、フィボナッチ50%ラインで反発上昇している状態である。


ドル高基調継続なら、ここからTLへ向かって上昇することが予想される。

目安は直近高値の118.6円だが、その前にTLを上抜いてくるかどうかだな。

ドル円、ダウ、ナスダックが上昇なら、日経平均もつられて上昇ということになる。


さて、このような状況で金価格はどう動くかだが、上値は重たくなる。

しかし、金価格上昇の材料もある。

一つは欧州不安(国政選挙)。

さらに、アメリカの利上げだ(現在、今年1回目の利上げは6月が濃厚)。

(さらに、中国も)

従って、金の上値は重たくなるが、ジリ上げしていくのではないかというのが、俺の今の見立てである。

いずれにせよ、全てはトランプ次第ということになるが・・・


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