2016年10月23日日曜日

NY金と米10年債利回りの相関関係~過去のチャート検証

NY金価格と米10年債利回りは、非常に強い逆相関性を持っている。

ゴールドトレーダーであれば、極めて常識的な知識だ。



10年債利回りが下落すると、NY金価格が上昇するというわけだ。

それでは、実際にチャートを見ながら、その状況を確認してみよう。

米10年債利回り(日足チャート)

NY金価格(日足チャート)

上は米10年債利回りの日足チャート、下はNY金の日足チャートである。

これら二つのチャートをよく見比べてみればわかるように、利回りが下落した時に金価格は上昇している。

ちなみに、6月24日に大きく動いているが、これはBrexitの国民投票が行われた日である。


従って、NY金のトレーディングをするならば、米10年債利回りのチャートは常日頃からチェックすることをお勧めする。


それでは、これから10年債利回りはどのように推移していくのだろう。

利上げすると、10年債利回りは上昇する。

従って、12月に利上げがあると想定すると、これから10年債利回りは上昇すると考えるのが、理にかなっている。

しかし、市場が既に12月利上げを完全に織り込んでいるとするならば、既に利上げ後を織り込み始めている可能性もある。

もし、そうならば、10年債利回りはこれから下降していき、12月利上げ決定と同時に爆下げすることが予想される。

従って、10年債利回りと逆相関にあるNY金価格は爆上げというシナリオである。

以上、参考まで。


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