2016年10月11日火曜日

直近の原油関連ニュースについて

とりあえず、原油関連ニュースのリンクを2つほど紹介したい。

ファンダメンタルズは非常に流動的なので、真意の別は置いといて、常に最新情報を入手しておかなければならない。



一つ目はこれ。

プーチン大統領:ロシアはOPECと協調の用意、増産凍結や減産検討

この記事では、プーチンが「増産凍結だけでなく減産さえも考慮している」というかなり前向きな発言が書かれてある。

プーチンは以前も増産凍結に前向きな発言をしていたが、今回はかなり強いインパクトがあった。

ロシアの原油生産の再々ラインは40ドルと言われている。

つまり、現状でも十分問題ないはずだが(少なくともサウジほど切羽詰まった状況ではない)、表に出ていない何かがあるのだろうか。




次にこれ。

世界的な減産、来月のOPEC総会で合意の公算=サウジ

サルマン副皇太子は、2017年から18年を目途に「サウジアラムコ」の株式上場を目指している。

そのため、原油価格はある程度のレベルは欲しいと考えている。

この国の経済情勢を考慮しても、60ドル/バレル程度を考えているのかもしれない。


いずれも、直近の記事である。

どちらも原油価格を上昇させる内容だが、ファンダ的にネガティブに作用するものもあるので注意が必要だ。

参考リンク;原油価格 vs シェールオイルのリグカウント



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