金価格を取り巻くファンダメンタルズ＆テクニカル

おはよう。

今朝は金価格の現況について。



以前、何度も忠告しているように、現在の金は押し目買いだ。

まだ読んでいない人はこちらの記事を参照してくれ。

金を買うなら9月12日のブレナード講演の後

来週FOMCまでの心構え~基本的に金は押し目買いだ

金価格を取り巻くファンダメンタルズについては、おおよそ把握できていると思う。

おさらいすると、

1. 9月米利上げの可能性は極めて低い
2. 年内1回の利上げ（つまり12月利上げ）の織り込み度は50％
3. FEDがもし年内に利上げを強行したら、しばらく利上げはないだろう
4. 米大統領選挙が近づくにつれ、市場はリスクオンになる

しかし、投機筋による金の買いは1000トンに積み上がっていることも注視しておく必要がある。

これが売りに転じれば一気に金価格を押し下げるからだ。

それでは、テクニカルについて。

まずはこちらのチャートを見てくれ。

4時間足チャートである。

黄色がフィナボッチ、そして赤色が日足の抵抗線だ。

ブレイナード理事の講演の後、そしてアメリカの経済指標を経て、金価格は結構な勢いで下降しているのがわかる。

9月利上げ観測が後退しているにも関わらず、金価格が下げているという状況である。

だが、ゴールドトレーダーにとっては、ここは絶好の買い場だ。

チャートを見てもわかる通り、フィナボッチラインできれいにはじかれている。

この辺がこの1週間の買い場となった。

そして、現在は日足の抵抗線で止められている状態だ。

来週からFOMCまでどのような価格推移になるかは予測がつかない。

まあ、金価格はこれから底堅くなるとは思うがな。

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