2016年9月28日水曜日

金価格~年末までのシナリオを解説

現在の金価格の状況、さらに今後のトレーディング戦略について書きたいと思う。

まずはゴールド日足チャートを見てみよう。






昨日、この記事をアップしたが、すでに目を通していることと思う。

金価格が急落する予兆~最新データを紹介



日足チャートを見てもわかる通り、昨日、ゴールドは1330ドルを割り込み急落している。

とりあえずは1300ドル近辺のサポートラインまで下降すると思われる。

それにしても、昨日の金価格の下落は大きかったな。

ヒラリー対ドナルドの討論会でヒラリー優勢となったことが、要因なのかもしれない。


ちなみに、俺は数日前に1340ドルで全ての建玉を決済してある。





次に4時間足チャート。




目先は1300~1308ドル辺りまで金価格の下落を想定している。

とりあえずは11月8日の大統領選に向けて下落基調が続くのだろう。

(途中、経済指標でのブレはあるが)

そして、クリントンに決まれば、12月利上げ織り込み度がさらに増し、そこで一気に1300ドルを割り込むこともあり得る。



それでは、昨年末の利上げ前後のチャートをみてみるとするか。




10月の2週目に1185ドルだった金価格は、その後、急激に12月利上げを織り込み始め、12月には1045ドルまで急落している。

実に140ドルの下落だ。

利上げ後、今年の1月から金価格は急進している。

この時、翌年(2016年)の利上げ回数の期待値が4回だったにも関わらず、これだけ急進しているというところがポイントだ。


もし、年内に利上げがあるとしたら、昨年と似たようなチャートパターンになると思われる。

そして、市場は「アメリカはしばらく利上げできないだろう」という思惑にさらに傾くはずだ。

(現段階で来年の利上げ回数の期待値は2回)

従って、12月に利上げをした後の反動は昨年よりも大きくなることだろう。


これからの下降局面でトレードするか、来年まで待つかは、個々の裁量次第だ。

いずれにしても、これからは経済指標に振り回される相場になることだけは確実である。


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